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ポケモンのweb漫画描いてます。(左のメニューからどうぞ)あとは対戦実況したり、アニメの感想書いたりイラスト描いたりしてます。

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とんでもないアニメを発見してしまった


以下カブトボーグ1話の感想です。画像もネタバレも多め。






まずこのカブトボーグってなんなんだっていうことから話していきましょう


・カブトボーグって?・


とりあえずwikipediaさんからコピペしてみました☆



毎回テンションが高く、不条理かつ唐突な展開が多い。
従来の子供向けアニメ・ホビーアニメでは考えられないシチュエーションが数多く存在する

題材であるボーグバトルに関するルール・対戦形式の説明が一切なされない上、
理解の困難なものが次々と登場する。

プロモーション対象の玩具であるはずのボーグそのものに関する構造説明が一切なされていない
ボーグは尾部のチャージングタイヤを回すことで、内蔵しているフライホイールに慣性力を「チャージ」し、
それを動力として稼動させる仕掛けになっているが、劇中では一度として説明されていない。

玩具であるはずのボーグが、まるで生きてボーガーの意識を共有しているかのようなアクションを見せる。
ボーグバトルなどではチャージが続く限り、ボーガーの手から離れた後でもその意思に連動して自在に動き、
またボーガーが戦意喪失すればそれに伴って戦闘力を失ってしまう。
そのためボーグバトルは、ボーグ同士の物理的なせめぎ合いよりも、
ボーガーの精神や体調が勝敗を決することの方が圧倒的に多い。

上記の内容とは逆に、ボーグがダメージを負うとボーガーまでもが物理ダメージを負ってしまう場面も多々ある。

玩具であるはずのボーグを養殖・栽培したり、ボーグが野生であったり、
天然のボーグの輸出が主力産業として成り立っているなど、
玩具そのものの定義を疑わせるような場面がしばしば見受けられる。

ボーグバトルで吹き飛んだボーグの破片が仮面を割ったり、
ボーグが対物・対人兵器や恐喝の道具として使われたり、人を死に至らしめたりと、
本来、安全性・倫理性が求められる玩具を用いた子供向けのホビーアニメでは
許容されないような場面が平然と登場する。
また登場人物も、主人公たちを含めて子供向けアニメに求められる倫理・規律を無視したような人物が多い。

深刻な事態に陥ったまま本編が終了した際、
その後の話を次回予告のナレーションのみで済ませるという手法がとられている。
例として、主要キャラクターの死去、世界滅亡といったエピソードの次回予告で
「危機一髪で解決した」「何とか大事には至らず」と言って済ませた後に、
次回にはそれと全く関係無いエピソードが展開する
また後半に至っては、そういった次回予告でのフォローさえ無くなっている。

あらすじや回想シーンが捏造される。

それまで存在しなかったキャラクターが、まるで初めから居たかのように登場する
(しかもそのことを誰一人として指摘せず、次回以降は一切登場しない)。

ほぼ毎回ゲストヒロインが登場する。
寅さんに習い各話ヒロインを公式にはマドンナと呼称している。
ゲストヒロインはその回のエンディングスポンサーバックで判断できる。
色や髪型を変えて使い回されていたり、ストーリーにほとんど関わらない場合も多々ある。

本作はBSジャパンとアニマックスで放送された。
BSジャパンではテレビ東京系で放送される全日帯アニメの時差ネットとしてアニメを放送しているが、
本作は上記のような内容面からテレビ東京側に地上波放送を拒否されたため、
テレビ東京系ではBSジャパンのみでの放送となった。



wikipediaにかいてある内容ですらこれ。
なにが一番恐ろしいかというと


これ全部マジだからということ。



・どうしてこうなった・


それはこのアニメが作られた当時はもう日本ではカブトボーグの玩具展開が終了する直前だったかららしい。



         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       カブトボーグV×Vを見て買おうとしたら
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ         日本国内での生産は終了していた
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人      な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ       おれもどうしてこうなったのかわからなかった…
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ 
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ


当時カブトボーグを見た少年少女はこうなっていたかもしれない



そして、スポンサーであるタカラトミーが
「(もう日本では玩具展開終わるし)好きにやっていいよ」という旨の発言をしてしまったのが事の発端らしい。




さて、以上がカブトボーグの概要です。早速本編1話の感想に入りましょう







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はじめにいっておきますがカブトボーグのアニメはこのV×V以外にはありません
そして、これからの内容は第1話の感想です。





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「いっけぇー!!俺のトムキャットレッドビートル!!」


この少年こそこのキチガイアニメの主人公、外道の天野河リュウセイさんです



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「フン、天野川リュウセイ、相変わらずの猪突猛進。

勢いだけでこのガルフストリーム笹本、

そして我が愛機バイリンガルセクレタリーを倒せると思わないことだ! 」


「いけぇー、バイリンガルセクレタリィイイイイ!」


誰だこのオッサンとか思いそうですが普段アニメを見ている人なら
ナレーションや雰囲気からこれが何かの大会で準決勝の相手だということがなんとなくわかります


そしてやたら長い横文字もカブトボーグの名前であることもなんとなーくわかります



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「ノォウ!トムキャットレッドビートルガ、オッサレテェイルゥ!?」

「リュウセイのトムキャットレッドビートルがパワーで押し負けるなんて…」

「ガルフストリーム笹本…

さすが謎の組織ビッグバン・オーガニゼーションのNo.2なだけのことはありますね…」




誰だよこの外人


少年2人はリュウセイさんの友人かなんかだって雰囲気でわかるんですが、このわけわかんない外国人一体なんなんだってなります


この外国人の破壊力が凄まじかった


あと「さすが謎の組織ビッグバンオーガニゼーションのNo.2」とか言われても
さっきから横文字の嵐なので何がどうすごいのかよくわからないわけです。考えるな、感じろ。



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「俺は、俺はこんなところで負けるわけにはいかない…」

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「何故なら…俺には絶対に負けられない理由があるからだ!!」


※ちなみに理由は最後まで明かされません




ちなみにここまでで大体開始5分くらいなんですけど、カブトボーグの試合ルールなど一切説明されていません
ぶっちゃけそこらへんは見ていたらなんとなーく察するわけなのでまだよしとしましょう


問題なのは横文字の嵐がすごすぎて1回見ただけだと脳の処理が追い付かず「???」となるところです
そして何度も言いますがこれ第1話です



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「使うぞ!我が最大奥儀!ワンハンドレッド・トランスレーション!」



誰だこの女



しかし私自身、ある程度の訓練を受けているオタクなのでこれくらいのことでは動じません。


過去によくわからない巨大女を召喚しグーパンで敵を叩き潰す
という必殺技がある女児アニメを見たことがあります。(ハートキャッチオーケストラで検索してみよう☆)



kabutoborg9.jpg


あとカブトボーグの必殺技は毎回こんな感じらしいです。
なにかを召喚するのはベイブレード等あるのでまだ理解できるでしょう。(よくわからない女を召喚するのはわけわかりませんが)




そしてなんやかんやいって勝つリュウセイさん。
決勝は謎の組織ビッグバンオーガニゼーションのボスのビッグバン。


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「断言しよう、今のお前ではこの私には、勝てん!!ハッハッハ!」


そう言い残しその場を立ち去るビッグバン

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下っ端めっちゃ猫背だなオイ



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「俺が、負ける…?」

「気にすることないさ、あんなのハッタリだ!」

「そうですよ、リュウセイくんが負けるはずありません!」



気にするリュウセイさんと励ます友人達、いろいろなアニメではよくあるシーンですね。




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「ソレハドウデショウカ?

マッガーリナリニモカレハ、ナゾノソシキビ↑ッグバンオーガニゼーションノドン、

ビ↑ッグバンデェス!」


「ストリートファイトヲフクム、ゴヒャクセンムハーイ、ソノセイセキモサルコトナァガラ、

カレノコウガンムジナゲンドウニハ、カッコタルジシント、ギジュツノウラヅケガアルノダト!オモワレマッス!」


「ソレニナリヨリ、アノマスクノシタカラノゾク、スルドーイガンコォォオ↑ウ!

ワタシニハトテモジャアリマセンガ、タダノハッタリト↑ハオモエーナイ」




お前は一体なんなんだ



ふざけてセリフ書いてるように思えるでしょ?マジでこんな喋り方してるんだからな(真顔)


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「大丈夫!なんとかなるって!泣いても笑っても決勝は明日だ!

俺は、精一杯戦うだけだ!」





そしてその夜、トムキャットレッドビートルを整備するリュウセイさん。


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「トムキャットレッドビートル、今まで俺たちが積み重ねてきた戦いに間違いはないよな!」

「俺たちは、さまざまな努力を惜しまず特訓し、必殺技をものにしてきた!」

自分のトムキャットレッドビートルに語りかけながら回想するリュウセイさん。


何度も言いますがこれが第1話なのでこんな回想されても視聴者には全く身に覚えがなく
しらねーよといった感じです




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「(ビッグバンの言葉が気になって、結局一睡もできなかったぜ…)」

精神的に追い詰められたせいでゲッソリしているリュウセイさん、
そして心配そうにかけよる美少女が出てきます。

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「もうこれ以上あなたが傷つくのを見たくない…!」



あぁ、この子がこのアニメのヒロインなんだな…
って普通はそう考えるじゃないですか


この子、二度と出てきません




女の子の助けがあって自分を取り戻したリュウセイさん。
決勝に挑みます。

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「チャージ3回、フリーエントリー、ノーオプションバトル!!」



何度も言いますがここまでで一切ルールについての説明はありません



そしてバトルスタート
最初は押され気味のリュウセイさんですが、主人公補正で上手く軌道修正していきます。
そして…!

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上手く攻撃がヒットし…

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ガチンッ

と、カブトボーグの破片が飛び…

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ビッグバンの素顔が露わに…!


それよりマスク脆くないですかねぇ…(小声)



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なんと、敵のボスはリュウセイさんの父親だったのです!!




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「どうして…あの優しくも厳しい親父が…」


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「親父が…俺たちにさまざまな嫌がらせをしてきたビッグバンだなんて!」



何度も言いますがこんな回想されても全く知りません



ていうか親父、息子達に何嫌がらせしてんだよwwwwww




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「マズイデース!イマノリュウセイクンハドウヨウシテイマッス!

タダデサエサイキョウノナヲホシイママニシテイルビ↑ッグバン、

ソノビ↑ッグバンガリュウセイクンノダディダッタナンテェー!」




喋り方うっぜえええええ





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「私は昨日お前に言った!今のお前では私には勝てないと!」

「そうだな…その時の俺ではあんたに勝てなかっただろう…

だが、それは昨日までの話だ!」



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「俺は一分一秒この瞬間にも成長している!!」

「だからこそ言える!

今の俺は、昨日の俺より、もっともっともっと…強い!!」




お前ついさっきまで睡眠不足と下痢で苦しんでたんじゃねえのかよ


と突っ込みたくなるところではありますがこういうアニメではよくあることです。問題はそこではありません


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「負けない!!!」


問題なのはこうやって身に覚えがない回想を何回も流してくるところだよ…!



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「レッドアウトゴールデンマキシマムバーニング!!!!」


すごい名前ですが他の突っ込みどころがすごすぎるのでもはや気にならなくなります



そしてなんやかんやいって勝利するリュウセイさん。
大喜びするリュウセイさんに対し、親父はありがたーい言葉と、
最後にこんな一言を残して去っていきます。

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「お母さんには内緒だぞっ☆」




そりゃそうだよ



自分の旦那がこんな変態みたいな格好してたらお母さんショックだよ!!!!






そしてそれを見たリュウセイさんは


「俺を強くするために親父はビッグバンになったんだ…」


と都合のいい解釈をしますが
ちがいます



kabutoborg36.jpg


こうしてリュウセイさんは1話にして敵のラスボスを倒し、優勝したのでした。



~完~


































いやいやいやいや



最終回じゃなくてこれ第1話目だからね!?まだ続くからね???



ということで次回予告を見てみると…


kabutoborg37.jpg


メインキャラが死ぬらしいです。なるほど








まとめ的なやつ


敵の正体を明かし、最終回のような内容を1話で流しすという手法自体は超展開ではありますが
視聴者を引き込むという意味ではいろいろなアニメで使われています(喰霊-零-などが有名でしょう)


そのような場合のアニメでは2話から時系列が変動し、その1話のような展開に至るまでの経緯をしっかり放送しますね


で、カブトボーグですが時系列は変動せず、そのまま続きます


つまり何回か出てきたあの回想が一切出てこないわけです。


あの回想のシーンなんだったの?と言われるとマジで
なんだったんだろうね…?としか言えないわけです。



kabutoborg30.jpg


そしてコイツの存在感



2人の少年は友人かなんかだろうなということで理解できます。


問題はこの外国人、とにかく話し方がウザいので話すたびに笑えるんですが、
他2人と違って存在が異質すぎるためマジでよくわかんなくなってます


ただ異質ならいいんですがこの人やたらセリフが長いのでよくわからない外国人がひたすら喋ってて
なんかよくわかんないしよくわかんないという状態に陥るわけです(自分でも何言ってるのかわからなくなってきた)


1話ではマジで謎の外国人ですが2話まで見るとカブトボーグのパーツ売ってる店の店長らしいことがわかります。
1話の時点では全くわからないためなんなんだこいつってなるわけです。




ぶっちゃけ1話の内容自体(ラスボスが親父だったとか)はアニメでは極めて「よくある展開」なので
カブトボーグのルールの説明がなかろうが登場人物がわからなかろうが


何回かこういう促販的なアニメを見ている人なら何をしているのかということは理解できる上に予想すらできます。


このアニメのよくわからないところは、明らかに最終回でやる内容を1話に持ってきて身に覚えのない回想を持ってきたり、
わけわかんない外国人がやたら長いセリフを喋ったりといった「よくわかんないけどなんかヤバイ何か」を滲ませていることでしょう




おそらくこれを最終話あたりでやっていたら普通に「熱い展開のアニメ」でおわるでしょうね、多分。



2話も気が向いたら感想かくつもりです






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テーマ:アニメ・感想 - ジャンル:アニメ・コミック
コメント

はじめましてカブトボーグ好きなおっさんです。
カブトボーグとはアニマックスで出会いました、最高傑作ですカブトボーグ。
できればdアニメストアでまた見たいのでリクエストしてるのですがなかなか応じてくれません。
違法動画等々ではみたくないので。
2016/11/19(土) 22:44:30 | URL | 名無しのトレーナー #- [ 編集 ]
承認待ちコメント
このコメントは管理者の承認待ちです
2019/04/29(月) 13:52:39 | | # [ 編集 ]
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